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相棒season 22 #7「青春の光と影」金田一少年の一作を思い出した

 ロックバンドの再結成、それで活気づくファンと事務所。
そんな中、そのバンドの看板ヴォーカリストが街の片隅で遺体で見つかる。

今回の話も、前回と同じように、ミステリーというよりは、ドラマ、感情を重視しているようで、私の期待する相棒ではなかった。
だけど、浪花節は嫌いではないので、つい見てしまったし、ちょっとリグレットな感じの読後感だった。

ただ、このような路線を繰り返すなら、あと数話もせずに見なくなるだろう。
私はミステリードラマがみたい。感情に訴えるものがあってもよいが、あくまでも、最初から漂う謎と、最後の謎解きによる痛快な感覚を味わいたいのだ。

前回は二人の名探偵の英雄劇を見ているようで、刑事ドラマ形式でも楽しかった。
今回もミュージシャンの事情という一般人からしたら興味をそそられたり、昔どこかで聞いたような話であったり、楽しめる要素はあった。

ここからはネタバレがあるかもしれない。

最初はパワハラでわがままな看板ヴォーカリストの印象が、グラデーションのようにきれいに変わっていくのは心地よく見れた。

中盤からわかり始めた謎は、謎というよりは答えに近く、その答え通りに最後まで行ってしまった感じで、物足りなさがあった。

中盤からは、金田一少年の悪魔組曲殺人事件がちらついてしかたなかった。
そして、それと同様のストーリー展開になった。
音楽という点は、その犯行動機からして似ていても仕方ないが、二番煎じを見させられている印象は最後までぬぐえなかった。

むしろ、あちらのほうが、雷鳴とどろく天才音楽家の風変りな屋敷といった感じで、楽しめた。
相棒はその部分を青春にさしかえた。
それが私にとってはわくわくさを減らした。そして嫌な現実味をおおく見たり、浄化された騎士への哀悼が読後感としてはリグレット、私にとってはあまり好きではないちょっと胸が重くなる感じだった。
これは人によって感想は変わるだろう。

そんなミステリーとしては単調な展開をドラマという、感情を揺さぶるやり方でごまかしている。
そのごまかしに心を動かされることはあったし、そういう演技や演出は良かったのかもしれないけど、私は暗い話は嫌いだし、ミステリーがみたい。

前回書いた通り、そろそろ「相棒 純情派」にタイトルを改めて再出発してはどうか。

しかし、はぐれ刑事のような心地よい生活感や人情味のある刑事ドラマに相棒が転身できるとも思えない。

天才で変わり者の刑事、そしてそんな変わり者と事件を快刀乱麻に解いていく相棒の二人が主役なのだから、その路線に戻ってほしいと、10年以上思っている。

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