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2月, 2024の投稿を表示しています

今さら始めるFF15「予習はしたけど疑問は残る、パリィシステムは良さそうだけど魔法が不安」

 予習として、アニメと映画を見る。 「 【FF15】FF15作品を楽しむためのおすすめの順番|ゲームエイト 」を見ると、映画とアニメは見ておいた方が良さそうなので、それを予習課題とする。 #ゲームするのに予習とか何なんだと思うが、楽しめるようになるなら多少は仕方ない。(ゲームやるためにゲームの外で金をとらせる戦略はNG) アニメは公式で Youtube で公開している #1 ~ #5 を見た。時間はばらつきがあるが10分程度のものが多いのでわりと短時間で見られる。 BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV Episode1 「Before the Storm」/ファイナルファンタジー15 - YouTube  映画は主人公が旅をしている最中のお城などのやりとりらしい。 こちらは無料公開はされていないので、あらすじと感想などを書いてくれているサイトを見た。 映画『キングスグレイブ FF15』ネタバレあらすじ結末と感想|映画ウォッチ 他によくわからなかったら「 ファイナルファンタジーXV - Wikipedia 」をみればいいだろう。 #ネタバレは嫌という人は見ない方がいいかもしれない。 あとはゲームの8章とか13章でDLCやるといいと書いてあるが、たぶん忘れると思うので、ちゃんとそこでDLC促してくれることを期待する。 映画のあらすじを読んだ感想 まだ、始めていないゲームなので、不思議な感じだが、すでに風雲急を告げるといった感じの雰囲気がある。 主人公たちが旅をしている光景とは対照的だ。 帝国の罠にはまり、魔法障壁を解いたあとすぐに滅ぼされゆく感じだ。 ゲームに出てくるかはわからないが、その中で結婚予定のルナフレーナ姫を守りながらノクティス王子のもとへ向かうニックスという護衛の兵士が命をとして追手の将軍と戦ったシーンは、ゲーム内でも見られたら圧巻だろうなと思った。 要するに、ノクティス王子が 結婚前の気ままな旅 に出かけた直後に、 ルシス王国 は、フィアンセのお姫様がいる 帝国の罠 により いきなり大変 な目にあって、だけど、帝国のルナフレーナ姫はよくわからないけど多分いいやつで、それを守るために命を捨てて戦ったニックスという護衛がいたことがわかった。 Youtube でアニメ予習した感想 見た目で最初は「またホスト旅かー」と思っていたが、それぞれ主人

相棒 season 22 #13「恋文」、杜撰だがラブレターが夕日で美しく輝いて見えた

この気持ちが消えないうちに 手短に書く はっきり言って、最後までの40分間は退屈で湿っぽいだけのものだった。 ミステリーとしては赤点もいいところだ。凶器はすぐにわかるものだし、そのあとの展開も予想外と言えるものではなかった。 謎の交際相手も子供たちが見たシーンで一瞬でわかる。 また、杜撰さも多い。 ここからはネタバレがあるかもしれない。 誰でも思うのが、なぜその場所にラブレターが隠されていたのかすぐに当たりの場所を探るところだ。 2人が別のタイミングでどちらもそこだけを暴いている。 これは文章で書いたときには気にならなかったかもしれないが、ビジュアルでみるととても不自然だ。 そして、なぜ亀山夫人への封筒だけを残し、中身だけを器用にとっていったのか。しっかりと相手が握りしめていたにしても引きちぎるくらいはしてもよさそうだと思う。 心情的には、ずっと献身的に支えてくれていた女性との絆をもう少し描いてほしかった。もちろん、とっておきを隠すためということはあるだろうが、いろいろとザルなのだから、ドラマチックな部分だけでもきちんと押さえてほしかった。 しかし、湿っぽい話は私は嫌いなので、この程度で十分しめっぽくて、ちょうどよい抜き加減だったのかもしれない。 ここからは最後5分の感動を話す。 むしろ、最後5~10分程度までは、倍速で見ても構わないほど、薄く、杜撰だ。 しかし、最後の心理を読み解く部分はすばらしかった。 その隠されたラブレターが夕日に黄金色に照らされているのが今も思いだされる。 正直、そんな展開だとは予想していなかった。 今回の被害者のストーリーはだいたいそうだろうなとわかる退屈な40分だったが、最後の犯人との対話はそれまでの杜撰さが嘘のように優しくも悲しく胸にしみいるものだった。 ネタバレを避けるためにぼかしてかくが、結局は理解されずらい関係の純愛だったのだ。 損得ではなく。しかし、生活には金が必要で、そのギャップに押しつぶされた二人の悲劇、そしてそれを美しいままにしたいと望むものの話だったのだ。 主役の画家が油絵を描くために何度も同じ場所に様々な色を塗りつぶしていくこともリンクしている。 そして、そのまま消え去ろうとしていた者、助けになろうとしつつも望まない方へと導こうとしたもの、そして、静かにそれを見守る愛するもの。 私はこういった心理のミステリーは悲しくな

ミス・マープル「蒼ざめた馬」の感想

前置きが長いので、このタイトルの感想だけならば 次の見出しまですっとばしてみて ほしい。しかし、私はアガサ・クリスティーや、「ジェシカおばさんの事件簿」「刑事コロンボ」の原作者の作品が(私の見てきた中では総合的に)とても好きであることは明言しておこう。 『アガサ・クリスティー ミス・マープル』シーズン2~6、BS11にて無料で一挙放送! - 海外ドラマNAVI ミス・マープルは以前はNHKでよくやっていたが、今は BS11 で繰り返し放送しているので興味があればみてほしい。  私は、アガサ・クリスティーの作品が苦手かつ大好きだ。 苦手な理由は、1930年代前後のイギリスの慣習などが前提になっていたり、ドラマのキャラの名前と顔を覚えるのが苦手だからだ。それに人によって同じ対象を別の名前で呼ぶこともある。 苦手要素は別にアガサに限らず、外国作品で衣装などがころころかわったり、人によって愛称が変わったりするもの全般にいえることだ。 やはり、アガサ・クリスティーはやはりミステリーの女王だと思う。 それは単に私があまり本を読んでいないからという可能性は大いにある。 しかし、ポワロを見て、ミス・マープルを見て、最初は「こいつは誰だっけ?セリフに出てくる名前は誰だ?」と困惑しながらも、なんとか状況を把握して、謎解きではだいたいいつも驚くべき相手が犯人で、その実行可能性、動機、不可解な理由などがすとんと最後に落ちるようにできているからだ。 「蒼ざめた馬」は独特かつ定番の安定感 ミス・マープルの私のイメージは、田舎町に住む老婦人ミス・マープルが、知り合い親せき友人などの縁のある場所で事件に遭遇して、それを持ち前の好奇心で、田舎町の人間模様に例えながら鮮やかに解き明かすイメージだ。 しかし、今回は、そんなほのぼのとした雰囲気がすぐに消し飛ぶような、いきなりホラーの世界に迷い込んだかのようにストーリーが展開する。 事件を解くためにホテルを訪れるということは、ミスマープルの好奇心からして通常だが、今回はその行った先が異常だった。 明らかに怪しい従業員たちの運営するこじんまりとしたホテル。 そして、街では観光客がメインになったとはいえ、昔から続く恐ろしい歴史を再現するかのような祭りが開かれる。 ここからはうっすらネタバレがある。 私は最初、これはいつもと雰囲気が違うと思った。 そして、途中か