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生きてるだけで個性的な理由(レア度は異なる) 個性持論 2023

個性、アイデンティティを持てというアメリカ式の教育を、私も高校生の頃にうけた。
ほんの1時間~2時間程度の授業だったが、アイデンティティという言葉を覚えたのを覚えている。

ここからは、 2023 年まで生きてきた、平均的な生活を得られていない、それでいてありがたく生かされている、私の身勝手な持論だ。

個性が大事と自分探しにあせるのは多分10~20代までだろう。
そのあとは、個性なんて勝手に出るもの、良くも悪くも自動的に背中で語られるものと割り切るのではないだろうか。

気が向いたなら、私が最近きになっている(遅い)ボッチ・ザ・ロックの作中作の中で気に入ったものを聴いてほしい。

この歌詞の中にたぶん、「なりたいなりたい 何者かでいい」という歌詞がある。
恐らく、私が10代のころなどは「何者”か”」などという、勇者か魔物かもわからないような不確定なものになりたいとは思わなかっただろう。しかし、今は共感できる。
この話は、これ以上してもどうしようもないし、私にもよくわからないので省略する。

個性持論 2023

タイトルに書いた個性について、 2023 年まで生きた私の持論を書く。
個性は、今のあなた自身の総合的なステータスの形だ。

レーダーチャートを想像してほしい。
Google 検索結果の「レーダーチャート - Wikipedia」 より

ゲームのステータスだと、力とか知性とか運などが入るが、リアルの人間は何万何億という項目があるだろう。
ツノがたくさんバラバラな長さで伸びた超巨大な金平糖のようなものかもしれない。

歴史の中には天才的な人がたくさんいる。
武将であったり、研究者であったり、商売人であったり、私が知らないジャンルの天才もいろいろいる。
仮にその人たちが、ものすごく長く伸びたとがった角を1~3個程度だけ持つレーダーチャートの個性だとしよう。
それは、ある時代にとっては尊敬されるものでも、他の時代では無用の長物かもしれない。

その人の人生のスパンでみた個性は上述した。

しかし、もっと大事なものは、時間経過とともに、それぞれの角の長さは伸び縮みすることだ。
例えば若者はだいたいが体力のパラメータが高いが、加齢とともに低下する。
人によっては、最初から少ない分、他のパラメータをのばそうとがんばっている人もいるだろう。

その一瞬一瞬のその人のステータスが個性なのだと思う。
だから、明日はほとんど変わってなくても1年たてば、いろいろと角の伸び縮みがある。

若い人は特にその変化が激しいと思う。
そして、就職など社会的に作られた節目でそのわずか1mmの差で振り分けが変わることもある。
だからこそ、若い時期が大切といわれるのかもしれない。

年をとって、青春から遠ざかってもゆるやかに変えることやあらがうことはできるだろう。
そんな中で、自分のツノたちがいま、どこにフィットするのか、そこに向かって動くことが自分らしく生きることではないかと思う。

そんなことを、さっきの『結束バンド「ギターと孤独と蒼い惑星」』を聞いて、書きたくなったのだ。

もちろん、スーパーマン(映画のではなく一般的な比喩として)になれれば一番わかりやすく活躍できるのかもしれない。
しかし、ゲームでも縛りがあるように、ステータスの上げ方はランダムであったり、振った後に後悔することもある。
それも含めて個性。

ゲームでは極振り(攻撃力だけに振るなど極端な振り分け)が価値があり、他は価値がないといわれる場合もあるが、それは人生という規模がまったく異なる世界では違うと思う。
「捨てる神あれば拾う神あり」とあるように価値観が違う以上、評価も場所によって変わるのだ。
いやならば1~3年無駄にしたとしても別の場所を探すことも価値は十分にあるだろう。
#筆者は今もありがたい環境で、それでもカウントダウンをおそれさまよっている。

だから、才能あふれる人だけが個性ある人ではなく、中途半端だからこそはまる場所もあると思うのだ。
もちろん、自分の好きなツノを伸ばしていくことは大事だが、何にでも上はいる。
だけど、他との無数の組み合わせで個性やその人らしい活躍の場所が見いだせると思いたい。

少しそれるが、辛くなると人の視野は狭くなるようだ。
そして一つのツノだけにすがる。それが折れたときはその人の終わりだととらえる人もいるかもしれない。
だけれども、生き物にはたくさんのステータス項目、ツノがたくさんある。
ひとつがおれて短くなったとしても、それがまた個性(大変つらいなり方だが)となり、それを補うように別のツノたちがのびると思いたい。

完全無欠の人がいないように、個性は中途半端さの組み合わせだと今は思う。
そのときの個性に向いている場所に運よくたどり着ければ、いっとき楽に楽しく生きれるのではないだろうかと思う。

逆に周囲の人たちの無意識に変わるツノによって、その場所から避けられるようになったり居づらくなることもあるだろう。移動する力があればまた彷徨うのも良いし、それが難しいならば角を変化させる、あるいは変えずに我を通しぎこちなくぶつかる場所で我慢するのだろう。

時間は勝手に過ぎる。他の人たちのツノも変わる。自身のために何かをしていれば何かのツノたちが自身にとって良い意味で伸び縮みする。そう思いたい。

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